ガチガチな身体はむしろ弱く脆い

腕相撲をする少年たち

コンタクトスポーツなどのスポーツだったり、日常でも体幹が弱いと言われると腹筋を黙々とやる人がいます。

それは間違いではないのですが、体幹を強するくことを力を入れてガチガチに固めてることだと思ってしまう人がいます。

これは、建物などの耐震構造と一緒で固くなるほど弱く脆い状態になってしまいます。

今回は、力の入れ方についてです。

ガチガチの体幹になっていませんか

体幹トレーニングと言うとプランクをイメージする人が多いのではないでしょうか。

プランクというと膝やつま先をつけてお腹を引き上げ、身体を安定させて30秒や1分間キープなどのスタイルが一般的ですよね。

でも、これガッチリお腹を固めてやることで、身体が安定しないのは腹筋が弱いからと思い、さらに固めてしまうなんてことになっていませんか。

力でコントロールしようとすると肩や肩甲骨、腕などに必要以上に力が入ったり、腰が反ったり、お尻が持ち上がったりします。

お腹を引き上げる意識が固める意識になってしまうと全身との連動性も崩れてしまいます。

この方法でプランクをやっても体幹を固めることはできますが、強い体幹にはなりません。

力を入れるの勘違い

なぜ、このような勘違いが起きてしまうのでしょうか。

それは、筋肉を鍛えるのイメージが筋トレなどに紐づいているからかも知れません。

鍛えて強くすると言うとついつい大きく発達した力こぶなどのイメージになってしまうのではないでしょうか。

大きく盛り上がった腕の筋肉は、力を入れた結果収縮した筋肉が膨らんでいる状態です。

つまり、ガッチリ固めて膨らませているわけです。

アームレスリングなどのパワー系の競技ならば、拮抗状態など一時的に筋肉が収縮している状態で固定されるなどの状況もあるかも知れませんが、通常は筋肉をガッチリ固めたままで固定するということはあまりありません。

もちろん、パワー系の競技でもそれ以外の筋肉と連動していなければ、あれだけの力を発揮することはできませんよ。

腕だけが異様に太い選手はいませんよね?

このように力を入れる状態が、グッと力を入れて固めるというイメージになってしまっていませんか?

全体の連携として動かそう

体幹と四肢はそれぞれに連携して動くことでより強い力を発揮します。

どこかの部位が単独で強い力を発揮するのではなく、筋肉同士が連動しているわけです。

腕を曲げる動作だけでも、メインで動く筋肉、サブで動く筋肉、肩周りなどを安定させる筋肉など、全体がバランスよく動くことでより重いウェイトを扱うことができるわけです。

逆に、重さを支えようとして肩に力を入れた状態で腕を曲げようとしてみてください。

腕が窮屈になってしっかりと曲げられなくなりますよね。

腕などの1つの関節であればわかりやすいですが、これがスクワットなどの身体全体を使う動作だとどうなるでしょうか。

体幹を安定させようと腹筋に力が入ってしまうと腰が丸まり、股関節が適切に曲がらずに膝が内側に入ったり、重心がズレて上手くコントロールできなくなったりして、効果的なトレーニングにはなりません。

動きに参加する関節が多いほど、全体の連動が必要になると言うわけです。

さらにスポーツなどは動きがドンドン変化していくわけですから、その時々に合った身体の連携ができないと動きが不安定になったり、衝撃に対して脆くなったりしてしまうわけです。

筋肉を強くするだけでなく、連携して動かすこともしっかり覚えておいてくださいね。

まとめ

意識的にせよ、無意識にせよ、力を入れすぎると身体の動きをかえって制限してしまいます。

身体を連携させて、自在に使えるようにしてくださいね。