
【素朴な疑問】ヤンキー座りをしたい
- 素朴な疑問
- 2017/11/09
- 2025/05/24




足首の硬さチェックと改善方法
まずは、一番の原因と言われている足首です。
足首が硬くなる原因は
- ふくらはぎなどの筋肉が硬い場合
- 足首の骨の動きが悪い場合
足首のチェックと評価
では、足首をチェックしてみましょう。

かかとをつけたままで、脚の骨はどこまで行きましたか?

チェックリストでチェックしてみましょう。

ここをチェック!
- 90度に行く前にふくらはぎに強いハリを感じないか
- 90度に行く前に足首の前に詰まりを感じないか
90度より小さくなった場合は、足首には問題はないので、ヒザのチェックにいきましょう。
ふくらはぎに強いハリを感じる場合の改善方法
ふくらはぎに強い張りを感じてかかとが上がってしまった場合は、ふくらはぎの柔軟性のせいで”足首が固い”ということになります。
改善方法
チェック法と同じ態勢で、かかとが上がらないようにゆっくりと体重をかけてふくらはぎの筋肉をストレッチして柔軟性をアップしましょう。
足首の前につまりを感じる場合の改善方法
足首の前につまり感を感じて、膝が前に倒れにくい場合は、
足首の部分にある距骨という骨が上手く動いていない可能性があります。

詰まりを感じる場合は、距骨の動きを出してあげることで足首の動きがよくなります。
改善方法


足首の中心にある距骨が動くことで、足首の動きがスムーズになってつまり感がなくなります。
デリケートな部分なので、グイグイ押さえつるけるのではなく優しく骨の動きを誘導してあげるようにしてみてください。
ヒザの動きチェックと改善方法
足首に問題がない場合は、次はヒザの動きです。
膝の動きが悪くなる原因は
- 太ももの筋肉が固い場合
- ヒザが安定していない場合
ヒザのチェックと評価
では、チェックしてみましょう。
ヒザのチェックは、スクワットのようにゆっくりとしゃがんでいきます。
ヒザの評価は、しゃがんでいく途中でヒザの動きを見ます。
わかりやすいように鏡の前などで行ってみましょう。
ここをチェック!
- ヒザ同士がぶつからないか
- ヒザの前が強く張って伸びにくいか
まっすぐしゃがめた場合は、ヒザには問題ないので股関節のチェックに行きましょう。
また、ヒザ同士がぶつかってしまう場合は、O脚やX脚の可能性があります。
こちらも、原因は股関節の方が大きいので股関節のチェックに行きましょう。
ヒザの前が強く貼る場合の改善方法
ヒザの前が強く張って伸びないのは、太ももの前の筋肉が固くなっていて、
ヒザを曲げるときにブレーキになってしまっているからです。
改善方法
太ももの前は、歩き方や立ち方などで固くなりやすく、固くなると
ストレッチなどではなかなか伸びにくくなっています。

動かしていくうちに、痛みや張りが強い部分が見つかったら、
その部分で10秒から30秒程度止めて筋肉が伸ばされるのを感じてみてください。

身体の癖もあるので、なかなか柔らかくなりませんが、
毎日継続することで筋肉の柔軟性が戻ってきますので、根気よく続けましょう。
また、長期間バランスが崩れた状態が続くとヒザの痛みにつながりますので、気になる方は早めに改善してくださいね。
股関節のチェックと改善方法
最後に股関節です。
意外に思われるかもしれませんが、股関節が原因というのが実はかなり多いです。
特にしゃがみ込もうとするとバランスが取れず後ろにひっくり返るという場合は、股関節がうまく動いていないことが考えられます。
股関節の動きが悪くなる原因は
- 骨盤の前後傾の動きが悪い場合
- 股関節の周りの筋肉が弱い場合
股関節のチェックと評価
では、チェックしてみましょう。
股関節のチェックは、実際にヤンキー座りをしてみます。
骨盤の評価は、しゃがんでみたときの骨盤の角度を見ます。


こんな状態になってません?
- しゃがんでいる途中でバランスが取れなくなる
- ヒザをくっつけるようにしてバランスをとっている
こんな状態になっていたら、改善していきましょう。
バランスが取れなくなる場合の改善方法


改善方法
この場合の改善方法は2つあります。
- 太もも裏の筋肉(ハムストリング)をストレッチ
- 股関節の動かし方を覚える
まずは太もも裏の筋肉(ハムストリング)のストレッチです。
太もも裏の筋肉は、前屈などができない原因でもあり、硬くなっていると骨盤を前に引っ張って骨盤が後傾しやすくなります。
では、ストレッチしていきましょう。


片足ずつやるのがポイントですよ。
次に、股関節の動かし方ですが、股関節の動きでは大腰筋をしっかり意識する必要があります。
ヨガやピラティスで行われているキャットと呼ばれる四つん這いで骨盤を立てたり寝かしたりする動きで、改善される場合があります。
もう少し詳しく説明していますので、こちらも良かったら読んでください。
ヒザをくっつけるようにしゃがむ場合の改善方法
ヒザの原因でもありましたが、ヒザをつける場合はお尻周りの筋肉がうまく使えていません。
改善方法
お尻の後ろや横の筋肉を鍛えることで改善する場合があります。
ヒップアブダクションや、ブルガリアンスクワットなど、色々なトレーニングがありますが、うまく使えていない人がトレーニングをすると他の筋肉を使って動かしてしまうため、できれば、トレーナーや専門家に相談することをおススメします。
まとめ
ヤンキー座りができない原因を順番にチェックしながら、改善していく方法をご紹介していきましたが、いかがでしたか?
もし、足首をストレッチしても効果を感じられないのであれば、ぜひヒザや股関節にも注目してみてください。
すんなり座れるようになるかもしれませんよ!
かかとが離れない状態で、膝がどこまで前に倒れるかをチェックしてみましょう。