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呼吸が浅い気がするけど病気なの?

呼吸が浅い気がするけど病気なの?

モトちゃん
モトちゃん
最近、なんだか呼吸が浅い気がするんだけど、どこか悪いのかな?
ヒデ隊長
ヒデ隊長
それ、病気じゃなくて意外な原因かもしれないよ。

「呼吸が浅い気がする」

そう感じている人は、意外と少なくありません。

こんな感覚はないですか?

  • ヨガで「8秒かけて吐いて」と言われても、すぐに吐き切れてしまう
  • 深呼吸しても、胸のあたりに詰まった感じがある
  • 息苦しくて検査に行ったら「異常なし」と言われた

そのモヤモヤ、実は肺よりも「肋骨と筋肉」が関係していることが多いんです。

肺は、自分では動けない

少し意外かもしれませんが、実は肺は自分で膨らんだり萎んだりできません。

肺のまわりには、肋骨や背骨、そして横隔膜に囲まれた「胸の空間」があります。
この空間は、専門的には胸郭(きょうかく)と呼ばれています。

呼吸のたびに、この空間が広がったり戻ったりすることで、肺も一緒に動いています。

動きの中心は「横隔膜」

この動きの主役は、横隔膜という筋肉です。
横隔膜が下がると胸の空間が広がり、肺もそれに合わせて広がって、空気が入ってきます。

腹式呼吸でお腹が膨らむのも、横隔膜が下がって内臓を押し出しているから。
「お腹に息が入っている」のではなく、横隔膜がしっかり動いた結果なんですよ。

横隔膜の動きによる呼吸の仕組み(吸気と呼気)
横隔膜(肺の下のピンクの部分)が下がると、胸の中が広がって、自然と空気が入ってくるよ。
腹式呼吸では、この動きがポイントなんだ。
ヒデ隊長

姿勢が崩れると、動きが小さくなる

長年のデスクワークやスマホ姿勢で体が前かがみになると、胸まわりやお腹まわりの筋肉がだんだん硬くなっていきます。
横隔膜も圧迫されたりして動きにくくなり、胸の空間が広がりにくくなります。

胸の空間が小さくなるぶん、空気も入りにくくなって、「呼吸が浅い」と感じやすくなります。

特に問題なのは「戻りにくさ」

さきほどの図のように、呼吸は、胸の空間が「広がる→戻る」を繰り返している動きなんです。
でも、肋骨まわりが硬くなると、この“戻る”動きが小さくなってしまいます。

胸が一度しっかり戻らないと、次に広がるための空間が作れません。

その状態で吸おうとしても、
空気が入るための空間が作れず、入り場がない。

呼吸は、空気を頑張って入れるものではなく、胸の動きに合わせて自然と出入りしているもの。
だからこそ、「戻りやすい状態を作ること」が大切なんです。

そのために、肋骨まわりを少しゆるめてみましょう。

今日からできる、肋骨メンテナンス

難しいことをする必要はありません。
まずは、肋骨が動きやすい状態を作ることから始めてみましょう。

まずは呼吸の動きをチェック

脇腹に手を当てて呼吸の動きを確認している女性

ここで一度、確認してみましょう。椅子に座ったまま、脇腹(肋骨の外側)にそっと手を当てて深呼吸してみてください。

吸ったとき、手が外側に動く感覚はありますか?左右どちらかだけ動く、またはあまり動かないという方は、肋骨まわりがいつもより固めになっているサインかもしれません。

肋骨さすり|温めるように、なでるだけ

脇腹や肋骨まわりをやさしくさすっている女性

脇腹から肋骨の間を、手のひらでやさしく5〜6回さすります。

圧をかける必要はありません。ただ、温めるようにやさしくなでるだけで大丈夫です。

呼吸を続けながら行うと、胸まわりが少しやわらかくなる感じが出てくることがあります。

バンザイ呼吸|腕を上げ空間を作る

腕を上げ下げしながら呼吸している女性

両腕をゆっくりバンザイしながら息を吸い、腕を下ろしながら吐きます。

腕を上げることで肋骨が引き上げられ、空気の入る空間が広がります。

3回だけ、ゆっくりどうぞ。頑張って吸おうとしなくて大丈夫です。

胸の空間を広げてあげれば、空気は自然と入ってきます。それを待つだけで大丈夫です。

呼吸が浅いと感じたら、肋骨を思い出してみてください

身体は、年齢よりも「使われ方」に正直です。

8秒吐けなかったのは、肺が弱いわけでも、年齢のせいでもなく、
肋骨というカゴが少し疲れて固まっていただけかもしれません。

呼吸が浅いと感じたとき、「もっと吸わなきゃ」と頑張る必要はありません。

そんなときは、肋骨まわりを少しゆるめてあげるだけでも、呼吸は意外と変わってくるものですよ。

今回紹介した肋骨メンテナンスも、呼吸が浅いと感じたときに思い出してみてくださいね。

なぜ姿勢が悪いと呼吸が浅くなるのですか?

長時間のデスクワークやスマホ操作で前かがみの姿勢が続くと、胸やお腹まわりの筋肉が硬くなります。また、横隔膜が圧迫されて動きにくくなり、胸の空間が広がりにくくなるため、空気が入りにくくなります。

腹式呼吸でお腹が膨らむのはなぜですか?

お腹に直接息が入っているわけではありません。呼吸の主役である横隔膜が下がることで内臓が押し出され、お腹が膨らむんです。

呼吸を深くするにはどうすればいいですか?

「もっと吸おう」と頑張るより、まず肋骨まわりをゆるめることが大切です。肺を包んでいる空間が柔軟に動くようになれば、自然と呼吸が深くなりますよ。

日常でちょっと気になったこと、
気軽に聞いてくださいね。

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モトちゃん