無理せず補助をつけましょう

様々な補助グッズ

運動やトレーニングをする時に、補助的に何かを持ったり付けたりするのを嫌がる方もいます。

でも無理にやるとかえってよくない結果になることも。

今回は、補助をつけましょうというお話です。

なぜ、補助が必要なの?

補助と一口に言っても、例えば誰かに支えてもらったり、何かを持ちながらやったり、サポートしてくれる器具をつけたりと様々ですね。

足腰に不安がある高齢者の方であれば、スクワットの時に椅子の背で転ばないように支えたり、誰かにサポートしてもらったりするのはそこまで気にならないと思います。

問題は、補助なんてなくてもできると思う若年層や、補助されるほど歳をとっていないと思ってしまう中高年層なんです。

特にトレーニングなどを頑張っている人は、これぐらい大丈夫!と思いがちななのですが補助を使うことはうまく身体をコントロールするための効果的な方法のひとつだと考えてもらうと良いですよ。

例えば、筋肉のバランスが崩れている状態で無理に動かそうとするとどうしても身体が支えられずに、支えやすい方に身体が傾いたり回転したりします。

これが続くと身体は、その動きによって使われる筋肉が発達するため、さらに偏りが大きくなっていきます。

それらの偏りをなくすために補助して力がかかりすぎるのを抑えのです。

例えば、スクワットで体重が全部かかると股関節がうまく動かないのであれば、体重を下半身だけでなく椅子の背中などを持って上半身でも支えてあげることで、体重がかかりすぎるのを防いで動きがズレないようにするなどですね。

補助をすることで、苦手な動きなどを意識しながら動かすことができるようになるわけです。

補助を取り入れてみよう

基本的に補助を入れる時は

  • 筋力が弱かったり、筋肉のバランスが悪かったりして身体が支えられない時
  • 本来の動きと違った筋肉を使っているために関節の動きが安定しない時
  • 手足などを持ち上げた状態で動かす時に、変に力が入ってしまって動きがうまくできない時
  • メインの動きに意識を集中させたい時に、補助的な動きを強制的に行う時

などがあげられます。

どれも取り入れることで、身体を安定させたり動きを誘導したり、変に力みを取って動きをスムーズにするなどの効果が期待できます。

ラバーバンドや、ミニボール、ストレッチポールなどの器具で簡単にできますので、ぜひ、やってみてくださいね。

それぞれの補助の方法などは、また改めて紹介していきますね。

まとめ

補助は効果的に運動をするための方法です。

上手に取り入れて理想の身体を手に入れてくださいね!