動かすと違和感があるときは
- 健康・予防
- 2022/04/14
- 2022/04/14
いつもはあまり気にならないけれど、動かすとなんだか違和感があったり嫌な感じがするときは捻れが起きているかもしれません。
こんな時には、身体を順番にチェックしていきましょう。
今回は、身体の段階チェックの方法です。
最初は必ずお医者さんに相談しましょう
身体に違和感がある時は、最初に必ずお医者さんに行きましょう。
関節にある違和感や痛みは、骨や軟骨、インピンジメントと呼ばれる関節に筋肉などを挟み込んでしまっている状態になっていることがあります。
これらは、レントゲンなどでキチンと確認しないと動かすことでかえって悪化する可能性があります。
なので、整形外科で必ず骨や軟骨などの組織になんらかの問題が発生していないかどうかをチェックしてもらいましょう。
怪我まではいってなくてもすでになにか問題が起きているということはあります。
まずは、組織に問題がないかをチェックすることが必要です。
骨の動きを気にしてみよう
捻れによって身体に違和感が出てきている時は、筋肉などのバランスが崩れてしまっていることによって骨の動きに影響が出てきてしまっている。
例えば、股関節を曲げようとしている時に太ももの骨が骨盤に近づくに連れて内側や外側に捻れが起きていると骨に引っ張られて筋肉が必要以上に伸ばされたり、逆に骨同士が近づきすぎて詰まったようになります。
それが違和感や痛みになってしまうわけです。
なので、骨を触りながら動かしてみるというのが効果的です。
膝を伸ばす時に、膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋がついている脛の骨を触りながら、その骨を引き上げるように膝を伸ばしてみましょう。
膝の内側に違和感を感じるなら、脛の骨が伸びるに連れて内側に捻れるように動いている可能性があるというわけです。
特に、左だけなど片側だけに違和感を感じる場合は、右と左で動きに違いがないかどうかをチェックしてみるのもいいですよ。
筋肉の違和感を探してみよう
骨の動きに違和感があれば、筋肉のアンバランスが起きています。
例えば、膝を曲げる時に膝がまっすぐ曲がらなければ膝を曲げる筋肉にアンバランスが起きています。
こんなときには、膝を曲げ伸ばしをする時に関係するハムストリングを触ってみましょう。
ハムストリングは見てもらうとわかるように、同じ坐骨結節部分から外側と内側にそれぞれ筋肉が分かれて付いています。
これが同時に引かれることでまっすぐ膝が曲がります。
もちろん膝の動きは元々外側に開いたり内側に捻るような動きを出すことができます。
その時には、左右が必ず同時に動くとは限りません。
しかし、どちらが固くなって動きが悪くなってしまっていると曲げる時に常に捻れが起きることになります。
なので、脛骨と腓骨から出ている筋肉を触りながら曲げ伸ばしすることで、なんだか片側だけ動きが硬いなと感じることができます。
違いに気がついたら、その部分を意識して緩めてあげましょう。
まとめ
身体の捻れは、基本的に骨の動きに何らかの影響がでることで関節に負荷がかかっている状態です。
なので、骨がキチンと動いているのか、動きに何らかの違和感があるならそれを起こしている筋肉のバランスなどに問題がないかという感じでチェックしてみてもらうと良いと思います。
最初は必ずお医者さんに相談は忘れないでくださいね。