
【素朴な疑問】ビタミンってどれぐらい摂ればいいの?
- 素朴な疑問
- 2025/05/22
- 2025/05/23

最近、肌荒れや疲れが気になってビタミンサプリをいくつも飲んでるって聞いたけど、ビタミンって身体に必要な栄養素だから、たくさん摂った方が効果あるの?

健康のためにサプリを飲んでる人も多いけど、ビタミンは摂り方にコツがある栄養素で中には摂りすぎると体に負担がかかるものもあるんだよ。
今回は、種類や接種のポイントについて見ていこう。
今回は、種類や接種のポイントについて見ていこう。
ビタミンの種類を知ろう
ビタミンは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラルと並ぶ「5大栄養素」のひとつ。
体の調子を整えるために欠かせないものですが、体内でほとんど作れないため、食事から摂ることがとても大切ですよ。
ビタミンの種類
ビタミンには大きく分けて「2つのタイプ」があります。
脂溶性ビタミン(A、D、E、K)
- 油に溶けるので、油で調理したり油と一緒に摂ると吸収がいい
- 熱に強いので加熱しても大丈夫
- 尿などで排出されにくいので摂りすぎると「過剰症」のリスクがある
水溶性ビタミン(B群、C)
- 水に溶けやすいので、スープや味噌汁など水分も一緒に摂る食事がオススメ
- 熱に弱いので加熱すると壊れやすい
- 身体に貯めておけないので毎日こまめに摂る必要がある
参考サイトビタミンについて – 「 健康食品 」の安全性・有効性情報https://hfnet.nibn.go.jp/vitamin/
摂りすぎには注意を
「体にいいなら、たくさん摂ったほうが…」と思いがちですが、脂溶性ビタミンは体にたまりやすいため、摂りすぎると逆に不調を招くこともあります。
例えば、こんなリスクも…
- ビタミンAの摂りすぎ:頭痛、吐き気、肝臓のトラブル
- ビタミンDの摂りすぎ:カルシウム代謝の異常、腎臓への負担
できるだけ食事から摂るのが理想
ビタミンは、やっぱり自然な食品からバランスよく摂るのがいちばん。
毎日の食事の中で、無理なく取り入れていくことが大切ですよ。
主なビタミンとよく含まれる食品
🥕 ビタミンA
働き:目や皮膚の健康を守る 食品例:にんじん、かぼちゃ、レバー🍊 ビタミンC
働き:抗酸化、免疫力をサポート 食品例:キウイ、いちご、ブロッコリー🐷 ビタミンB群
働き:エネルギー代謝に関わる 食品例:豚肉、玄米、納豆🐟 ビタミンD
働き:骨の健康をサポート 食品例:鮭、きくらげ、干ししいたけ🥜 ビタミンE
働き:抗酸化作用で細胞の老化を防ぐ 食品例:アーモンド、かぼちゃ、植物油🥬 ビタミンK
働き:血液を固める働き、骨の健康をサポート 食品例:納豆、小松菜、ブロッコリー参考サイト「食事バランスガイド」について:農林水産省https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/
サプリメントは、ちょっとした助っ人に
毎日の食事でしっかりビタミンを摂るのが理想だけど、どうしても足りないなと感じるときは、サプリメントもひとつの選択肢です。
ただ、サプリメントは商品によってビタミンの含有量が違うので、成分表示はしっかりチェックして1日の摂取量以上に摂り過ぎないようにしてくださいね。

含有量は意外にマチマチ。値段だけじゃなく成分表をしっかりチェックしてくださいね。
気になることがあれば、お医者さんや専門家に相談するのもおすすめです。
基本は食事での栄養補給。
サプリは“プラスアルファ”の助っ人として、上手に活用していきましょう。
まとめ:ビタミンは「ちょうどよく」がポイント
ビタミンは、私たちの健康を支えてくれるとても大切な栄養素です。
でも、「多すぎても、少なすぎてもNG」なのがビタミンの難しいところ。
だからこそまずは、毎日の食事でバランスよく摂ることを意識してみましょう。
そのうえで、必要に応じてサプリメントを上手に活用していけたらベストですね。
あなたの身体に合った“ちょうどよいビタミン生活”を、今日から始めてみませんか?